木曽駒ヶ岳

 メンバーの休みが重なり急遽雪山に行く事になった。行き先は当日一番天気が良い処へ・・・事前にシーズン中に行きたい山の目星を挙げていたので選考は簡単に終わり木曽駒ヶ岳に白羽の矢が立つ。
しらび平からの始発バスの増便に乗りロープウェイで千畳敷に上がる。薄曇りの中時折青空が顔を出していた。水銀計はマイナス17度、予報よりも風は強くない。ゆっくり用意していたので千畳敷カールには既に取り付いている人が豆の様に見える。膝上のラッセルをして頂いた人達に感謝しながら順調にカールを登り乗越に到着。今日は久しぶりにストックを使ったから思いのほか楽だった。乗越から先は小気味よくアイゼンの効く気持ちよい雪道が続き、所々に岩が顔を出していて積雪は思いの外少ない。開けた稜線を順調に歩き木曽駒ヶ岳登頂、時間に余裕があるので山頂で写真を撮りゆっくりと過ごした。流石に風が強くて顔が痛い。
帰りはカールの途中からスノーシューに履き替えて無垢の雪面を思いのままにトレースを付けて駆け降りた。雪山最高だ!!
コンディションによって雪山は難易度が変わってくるので、今回のようにフレキシブルに動いた方が楽しく雪山を満喫できると感じた。(S.K.)

 

<実施日>1月  <参加者>3名

<コース>千畳敷カール〜乗越浄土〜中岳〜木曽駒ヶ岳の往復

2021年01月12日