山行の報告

高尾山 忘年山行

早や年の瀬。忘年山行に高尾山に登った。風もなく穏やかな登山日和。総勢19名で二班に分けてポレポレと稲荷山コースを登った。蒼空の下、木漏れ日射す山道を歩く。このような時いつも思う、「ああ、気持ちがいいな!」。今日はそんな感じでした。先頭を歩いたが、後ろのメンバーの話声もどことなくなごやかで弾んでいる。山頂直下は木の階段が続き嫌な感じですがこれも山道保護のため止むを得ないでしょうか。山頂は平日だからか思ったほど人出はなかった。山頂から久しぶりにくっきりとした富士の白峰を展望した。たっぷり時間があるので1時間昼食タイム。
 下りは6号路琵琶滝コース、14:45に高尾山口駅に下山。ポレポレの山歩きは終わり、これから2部の忘年会。場所は昨年7月にオープンした駅より徒歩1分のTakaoneテラスでBBQ。ここから2名が更に加わり21名となった。食材もお酒も十分。薪の焚き火がまた格別の雰囲気を醸す。参加者のウクレレの伴奏の合唱の余興も入ったりしました。また、参加者全員が「今年のことと来年の抱負」を話した。2時間の忘年会はあっという間に中締めとなり、三本締めで17:30に閉会と相成りました。参加者のみなさま、お疲れさまでした。また、来年も安全で楽しい山歩きを楽しみましょう。(Y.M.)

 

<実施日>12月16日(金) <参加者>山行19名、忘年会21名
<コース>高尾山口駅(稲荷山コース)~高尾山(6号路琵琶滝コース)~高尾山口駅
2022年12月16日

盆前山(ぼんぜんやま)498ⅿ

里山シリーズ27回目の盆前山に登ってきました。山行形態がソフトの上と書かれていたので興味がありました。高尾からバスに乗り、恩方営業所でおり、そこから登山口まで里山の雰囲気を味わいながら歩きます。バス停に降り目の前の欅の紅葉の綺麗さに驚き、民家の垣根に童謡「たきび」の歌詞に出てくる美しい山茶花が咲いていて、無人の野菜売店にユズの袋入りを見つけ、農家の方が無花果の収穫もしておりました。登山口の標識を確認し登り始めます。山頂までかなりの急登が続き心地よい汗をかきました。山頂までの尾根道でイノシシの掘り返している穴が幾つものあり、イノシシのヌタ場も見れ、立派な巨樹にも出会え、高野山で枝を箒の材料にしたのが名の由来のコウヤボウキの花も咲いておりました。下りは足元がわるいのでストックを使い滑らないように注意をし、道迷いにも注意をしながら安全に登山口までおりました。木々の間から陣馬山方面は見えませんでしたがメンバーの足並みが揃っていたので早めに下山でき、ちょっとハードで静かな趣のある里山歩きを楽しみました。(Y.U.)

 

<実施日>11月3日(木、祝) <参加者>7名
<コース>高尾北口―恩方営業所~登山口~前盆前470ⅿ~盆前山498ⅿ~前盆前~登山口~恩方営業所~高尾北口
2022年11月03日

笠取山

 登りから下山まで雲一つなく、風もなく、爽やかなすばらしい秋山日和でした。登山口からヤブ沢峠までは蒼穹の下、清流のせせらぎを聞きながら、紅葉の木々の間を誠に気持ちよく「源流の道」を歩いた。笠取小屋で小休止。小屋でコーヒーを飲みたかったが平日なので閉まっていた。小屋前からの大菩薩嶺と富士山の眺めがすばらしい。20分ぐらいで「小さな分水嶺」(多摩川・富士。川の分水嶺)、広々とした草原地帯、気持ちのいい場所、寝っ転がって昼寝でもしたくなる。ここで富士山、甲武信岳、これから登る笠取山などを眺めなら昼食を取る。山頂までは一直線の急登。山頂からの展望もよし。展望を楽しんだ後、山頂から南側少し下の次のスポット水干(みずひ)へ。水干までは岩場が続き少しやっかい。多摩川の水源があり、「東京湾まで138km」と書かれた看板。多摩川の最初の1滴がここから染み出し、流れていると思うと感慨深いものがある。小屋からはミズナラの紅葉が美しい一休坂コースを取ったが紅葉の見頃は一週間後ぐらいか少し早かった(昨年10月29日に登ったがこの時は感嘆すべき色合いの紅葉でした)。秋の日暮れは釣瓶落としと言われ陽が沈むのが早い。いい天気にも助けられ、全員のピッチも調和し予定よりずいぶん早く下山出来た。山を歩きながら、「いい天気だね!」、「いい山道だね!」と何回発したことか。すばらしい秋山登山を満喫しました。(Y.M)

 

<実施日>10/20(木) <参加者>9名
<コース>作場平口〜ヤブ沢峠〜笠取小屋〜笠取山〜水干〜笠取小屋〜一休坂〜作場平口
2022年10月20日
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