要害山・大蔵経寺山

 山梨百名山に数えられる要害山と大蔵経寺山の2座を結んでのトレイルコースを会山行で辿った。
 甲府駅からタクシーに分乗して登山口へ。40分ほど登って要害山の山頂につく。ここは先週訪ねた武田氏の躑躅ガ崎館の背後の山城跡で籠城時には此処に籠る計画だったところ。(信玄を攻めに来る勢力はおらず実際は使われなかったが)「曲輪跡」「門跡」などの立て札がある。
 ここから深草観音、鹿穴、を通って大蔵経寺山に至る小さなアップダウンが延々と続く縦走路を、そろそろ晩秋の気配も漂う木々の色あいを楽しみながら歩いて行った。ほとんど他の登山者にも会わず、台風で落ちた枝で道も荒れた感じだったが、高い鉄ハシゴで登る深草観音の洞窟に入ったり、ときどき道を間違えそうになったりのハプニングもあり、ロングコースを堪能した山行になった。歩行時間は休憩入れて7時間ほどである。(Y.O.)

 

<実施日>11月3日(土) <参加者>16名

<コース>積翠寺-要害山-深草観音-岩堂峠-鹿穴-大蔵経寺山-石和温泉駅

2018年11月04日