PolePole山行 夜叉神峠・山梨県立美術館

夜叉神峠は、日本アルプスの最高峰で日本第二の高峰、北岳を盟主とする白峰三山の展望台として知られている。登山口から峠に行き着くまで、とりたてていうほどの眺めはないが、可憐な菫や、みずみずしい橅の新緑に心が洗われる。峠まで若い人なら1時間。我々は1時間50分でゆっくり登る。峠で突然目の前に現れる白峰山の豪快な山容に息をのむ。そしてその圧倒的な迫力に感激する。北岳・間ノ岳・農鳥岳が、それほど大きく、高く、そして美しい。同行者の感激と喜びが、私の胸にこだまする。リーダー冥利に尽きる。好天に恵まれ、至福のひと時を与えてくれた夜叉の神に感謝。帰路は山梨県立美術館に立ち寄る。そこはミレーの美術館とも言われている。《種をまく人》《落穂拾い》等を学芸員の方に解説していただき、名画を心ゆくまで観賞した。
夜叉神峠と山梨県立美術館、共に魅力的な所です。ぜひ一度行ってみてください。”Seeing is believing.” 「百聞は一見にしかず」ですよ。(S.M.)

 

<実施日> 5月9日(火) <参加者> 9名
<コース>三鷹(中央道)甲府~登山口(夜叉神峠往復)~美術館~甲府(中央道)三鷹
2023年05月09日