両神山
日本百名山の一つ、秩父の名峰両神山に登りました。八丁峠から、連続する鎖場で知られている八丁尾根をたどって山頂に到達し、下りは薄川上流の新緑萌え立つ渓谷に沿った道を日向大谷に下る。ジャンボタクシーを利用することで、変化に富んだルートを日帰り山行で実現することができました。八丁峠から両神山頂までは、幾つもの急峻な岩ピークを超えていく岩稜ルートです。鎖場のアップダウンが続き緊張を強いられましたが、あちこちに咲く可憐なアカヤシオに癒されました。また八丁尾根は、アセビや日陰ツツジがひっそりと花を咲かせていて、険しい岩と癒しの花の見事なブレンドを味わうことができました。この時期の八丁尾根は、夏山で劔岳や槍穂を目指す人にとり格好の足慣らしの場を提供してくれると言えましょう。(写真:八丁尾根西岳付近より両神山を望む)(T.S.)
<実施日>5月19日(日) <参加者>9名
<コース>上落合橋—八丁峠—両神山—清滝小屋—日向大谷