四阿山
浅間山の西方、長野県と群馬県の県境にまたがる標高2354mの四阿山に登ってきた。南麓のあずまや高原ホテル跡を起点に、広大な四阿高原の緩やか斜面を抜けて山頂に至るルートを往復する。先週の積雪のおかげで、登り始めから数十センチの積雪。週末に多くの入山者があったのであろうか、道は踏まれ歩きやすい雪道ができている。最初は山裾の大きく開けた雪原を登っていく。傾斜が徐々にきつくなり、やがて樹林帯に入る。雪をもっこりと纏ったシラビソの樹林帯を縫うように登っていくと、やがて根子岳からの道と合流する。ここはもう中央分水嶺の主稜線で、東へやや起伏のある稜線を15分ほど行くと山頂だ。2018年に開山1300年を祝い建て直したという山頂の立派な祠は雪でほとんど隠れていた。朝方の灰黒色の雨雲はどこかへ飛散して、頭上には青空が広がる。山頂からのパノラマは言うことなし。妙高や戸隠など北信の山々の雪景色は荘重だった。(T.S.)
<実施日>12/28(月) <参加者>5名
<コース>あずまや高原ホテル(跡)から往復