赤岳~阿弥陀岳

 1日目、美濃戸口から晩秋の紅葉が美しい林道をゆるゆると歩き始める。八ヶ岳の主峰・赤岳に登るこの山行が素晴らしい快晴で心が躍る。行者小屋までは沢沿いの南沢ルートをコメツガやカラマツの原生林や苔の森を鑑賞しながら歩く。樹林帯を抜けると荒々しい岩肌の赤岳や横岳が姿を現す。目の前の赤岳は急勾配でそびえ立っている。ハシゴや鎖のある岩場を登って赤岳天望荘に着いた。小屋の前に2週間前に降った雪がかなり残っており、部屋の窓にも雪が迫っていてびっくりした。小屋からは素晴らしい360度の展望、富士山、南アルプス、北アルプス、奥秩父の峰々に諏訪湖まで見える。
 2日目は赤岳山頂までチェーンスパイクを装着して登る。赤岳登頂!これから行く阿弥陀岳の他、権現岳、編笠山などが見える。ここも360度の超絶景!赤岳の山頂直下は急な岩場の下りでわずかだが凍っている箇所もあるので気が抜けない。中岳のコルでザックをデポして阿弥陀岳へピストンする。ガレているので落石しないように、また当たらないように注意が必要だ。阿弥陀岳登頂!また素晴らしい眺めに一同感無量・・・!中岳のコルへ下り下山開始。行者小屋からは美濃戸口まで往きと同じ南沢ルートを下っていった。(Y.E.)

 

<実施日>10/31(土)~11/1(日)  <参加者>7名

<コース>美濃戸口→行者小屋→赤岳天望荘(泊)→赤岳→中岳のコル→阿弥陀岳→中岳のコル→行者小屋→美濃戸口

2020年11月03日