表妙義縦走

 晩秋の空晴れ渡る一日、表妙義を縦走した。
中の岳神社を起点に主稜線を中の岳、東岳、鷹戻しをたどり、一旦大きく下ったあと、最高峰の相馬岳に登り返す。更に天狗岳、大の字を経て妙義神社に下る。麓から稜線までの標高差は3百メートルしか無いが、稜線上は峻険な小ピークが幾つも連なり、そのひとつひとつを、鎖を頼りに攀じ登る。今回は時計回りで歩いたが、どちらから行っても、登りも下りも随所に鎖があり緊張の解ける間がない。しかも鎖は傾斜がきつく高度感もあり思わず足がすくむ。それだけに8時間の苦闘の末、妙義神社に無事降り立った時の達成感はひとしおだった。(T.S.)

 

<実施日>11/13(金)  <参加者>4名

<コース>中の岳神社-中の岳-東岳-鷹戻し-相馬岳-天狗岳-大文字-妙義神社

2020年11月17日