屋久島

 令和元年の年の瀬に冬の屋久島に行ってきた。鹿児島空港を飛び立ったフライトが悪天のため屋久島に着陸できず鹿児島に引き返すハプニングもあり1日遅れの屋久島入り。初日は、冷雨の中、荒川登山口から単調なトロッコ軌道歩き。霧に煙る縄文杉を見て、新高塚小屋に泊る。二日目は前日の天気が嘘のような快晴に恵まれ、淀川登山口までの稜線歩きを満喫。暖冬の影響で雪は僅かだったが、道は凍結しており、道中の殆どをチェーンスパイクのお世話になった。宮之浦岳山頂からの大パノラマ、坊主岩・平石などの奇岩珍岩の眺め、高層湿原「花之江河」(はなのえご)の静かな佇まいと湿原を囲む荘重で神秘に満ちた屋久杉の森の姿などが思い出として残った。シーズンオフのため行き交う登山者もほとんど無く静かな雰囲気の中で屋久島の自然に触れ、楽しむことができた。(T.S.)

 

<実施日>12/27(金)-28(土)  <山行参加者>3名

<コース>荒川登山口-縄文杉-新高塚小屋-宮之浦岳-淀川登山口

2020年01月03日