西上州毛無岩

 大山・天丸山に続いての西上州岩山巡り。南牧村最奥にある道場集落から毛無岩を往復する。標高1300mの毛無岩は南面に落差200mに及ぶ垂直の大岩壁を擁する。この岩壁の基部から南に伸びて道場集落で終焉する尾根に取り付き毛無岩を目指す。登山開始から2時間ほどで南壁の基部にたどり着くが、そこから基部伝いに西へ回り込み立岩から続く稜線に合流する。あとは幾つかの小ピークを超え最後の痩せた稜線を登りきると毛無岩の山頂に飛び出る。この山頂手前のナイフリッジの登りと山頂からの急な下り始めは、雪が凍りついて滑落の危険があったためチェーンスパイクを履いて慎重に通過した。緊張を強いられる箇所であったが、これを除いては積雪も全く無く、快晴のもと冬枯れの明るいブナ林のなか、心地よい日帰りトレッキングを楽しめた。(写真:毛無岩南壁近景と山頂直下のナイフリッジの登り)(T.S.)

 

<実施日>2/2(日)  <山行参加者>9名

<コース>道場集落より毛無岩往復

2020年02月04日