谷川岳

平成の30年のフィナーレを飾る登山は谷川岳でした。天神平から天神尾根をたどり谷川山頂に至るルートです。雪の少ない今冬。積雪のある山を求めて登山者が集中したのでしょうか、天神尾根は悪天にも拘らず多くの登山者が行き交う賑やかな1日になりました。南岸低気圧の影響で気温が上昇。雨混じりの雪が舞い視界不良の中を、トレースを頼りに山頂を目指しました。熊穴沢避難小屋を後にすると吹きさらしの尾根に取り付きます。ざんげ岩を過ぎると傾斜が増し風も強くなります。アイゼンを効かせながら一歩一歩高度を上げて行きます。辺りは濃いガスに包まれ視界はほとんどありません。ざんげ岩から1時間ほどでトマの耳に着きました。山頂で記念撮影を済ませすぐに下山開始です。山頂直下の肩の小屋で、下りの強風に備えゴーグルや冬帽子を装着します。来た道を天神平へ引き返しますが、まだ多くの登山者が登ってきます。熊穴沢避難小屋まで一気に下り大休止です。あとは天神平まで山腹に付けられた平行道をたどります。足並みも揃い登り2時間半、下り1時間半 計4時間。冬山慣らしには最適の山行でした。天気には恵まれませんでしたが、山頂を極めることができ達成感を得ることができました。(T.S.)

 

<実施日>12月23日(日)<参加者>8名

<コース>天神平から天神尾根経由で谷川岳(トマの耳)を往復

2018年12月24日