小倉百人一首の「小倉山」

 小倉百人一首の「小倉山」は、保津川を挟んで嵐山の北に位置する296ⅿの丸い形の山で、紅葉の美しい名所でもあります。8月にcovid-19の影響で会山行が中止になり、紅葉の美しいこの時期に行ってきました。スタートは、嵐山の渡月橋からで、渡月橋からは小倉山と愛宕山が綺麗に見え、素晴らしい紅葉の景色です。桂川沿いを進み、亀山公園の標識を見ながら階段を登っていきます。公園内には、小倉百人一首の歌碑が点在し、展望台からは保津峡の眺めを眼下に望み、運が良ければトロッコ列車を見ることができます。小倉山山頂の道標がある登山口に着き、緩い傾斜を登っていくと比叡山と京都の街並みが見渡せる広場に出ます。林道を少し進んで行くと小さな山頂標識が現れ、山頂は直ぐでした。下りは、高雄パークウェイ脇の急な登山道を慎重に歩き、六丁峠から鳥居本を経由して嵐山まで行きます。愛宕神社の一の鳥居が見え、鮎で有名な平野屋に着きました。観光名所のあだし野念仏寺、祇王寺、落柿舎を見学し、人力車を除けながら、竹林の小径を歩いて嵐山に戻りました。京都の真っ赤な美しい雅のモミジを堪能できた素晴らしい山行でした。 (Y.U.)

 

<実施日>11/15(日)  <参加者>4名

<コース>嵐山~展望台~小倉山~六丁峠~鳥居本~あだし野念仏寺~祇王寺~落柿舎~竹林の小径~嵐山

2020年11月25日