嵐山

 京の嵐山は名高いが、相模の国にも嵐山がある。相模湖を見下ろす406mの独立峰(?)だ。
 相模湖駅に集合して出発。小ぶりだがしっかりした三角のシルエットの山を目指す。ダムを渡り、山の北側の登山口へ。満開少し手前の桜があちこちで迎えてくれる。
 登山口からはそこそこ斜度のある登山道に入りジグザグ道を登っていく。約30分で頂上へ。頂上からは相模湖が一望できた。
 帰りは別の道をやはり北側へ下る。下ったところにお寺があり、桜、桃、菜の花などが咲き競っていてちょっとした花見を楽しんだ。
 弁天橋を渡り、登り返して小原の里に着く。旧甲州街道(国道20号)沿いに江戸時代の本陣跡が公開されている。座敷に上がることもでき、ひな人形や、4人で担ぐ豪華な駕籠などが飾られていた。
 駅に戻る道からダムと嵐山がよく見渡せる場所があった。なるほど、ダムのなかったころの相模川と嵐山、両岸を渡す橋の配置が京都の嵐山の桂川、渡月橋とよく似ている。それが嵐山の名の由来だろうと思ったことだった。(Y.O)

 

<実施日>4/2(土) <参加者>11名
<コース>JR相模湖駅-嵐山登山口-嵐山頂上-弁天島-小原宿本陣―JR相模湖駅
2022年04月03日